みなさん、今日も残業ですか？
本当にお疲れ様です。

私も似たような状態ですが、時には全くやる気が出ず、気づいたらもうすぐ終業時刻・・・という日もたまにはありますよね。やることは山ほど残っているし、資料の提出期限であったり、納期もすぐそこまで来ている、なんて事も日常茶飯事ではないでしょうか。

そこで今日はタイトルの言葉を疲れたみなさんにお送りしたいと思います。
では改めて、仕事は「完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ」。

インパクトは大！

もちろんこれは私なんかの言葉ではありませんが、タイトルにある通り、当時25歳のパーマの青年が言い放った言葉です。ちなみにそのパーマの青年はアメリカ人なので正確には、「Done is better than perfect.」です。

いやぁ〜、こんな事を25歳の青年に言われたら、大概の日本人のおじちゃん達なら憤慨するでしょうね。
既にこの言葉が誰から生まれたのかご存知の方なら、恐らく憤慨せずに有り難く受け入れるのでしょうが。

で、誰の言葉？

ではそろそろ種明かしに入りますが、これは言わずと知れたFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグ氏の言葉です。簡単に氏について触れますが、1984年5月14日生まれで当記事執筆時点（2017年2月現在で）32歳です。2004年にFacebookのサービスをスタートし、サービスの人気はみるみる広がり、2008年の日本語版サービスが開始に伴い日本でも人気SNSの地位を確立しました。
そして2010年、氏が25歳の時に「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に最年少でランクインした逸材です。少し下世話ですが、推定総資産額は約175億ドルと言われていますが、もはや庶民には意味が分からないくらいの資産ですね。

少し真面目な話を

話を戻しますが、「完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ」はFacebookのモットーとも言われる言葉です。
やはり最先端のテック系企業では、効率化を目指し業務執行の最適化が進んでいそうな印象ですよね。
また『リーン・スタートアップ』を提唱しているエリック・リース氏の考えにも通ずるところもあり、最先端企業の仕事への姿勢も垣間見る事もできます。

どうしても完璧を目指すあまり「あとでまとめてやろう」という風に考えてしまって、結局仕事が全然進んでいないという事があります（ほとんど言い訳です）が、たまにはこの「完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ」を実践してみるのもいいかもしれません。なお、時間管理というキーワードで少し前まで有名なのが、Facebookの役員であり、『LEAN IN : 女性、仕事、リーダーへの意欲』の著者でもあるシェリル・サンドバーグ女史ですが、子供と一緒に夕食を食べるために17時半に退社しているようです。

そんな事を書いていたら、私も仕事を切り上げて終わりにしたくなって来ました。本当はこの記事も完璧に仕上げたかったのですが、今回は完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ」を早速実践するために終わりにしたいと思います。

最後に

念のためですが、もちろん最先端のテック系企業が全てこの考えを推奨している訳ではありませんので、ご注意ください。
なお、異論を唱えていて特に印象的だった人は、ペイパルマフィアで有名なピーター・ティール氏が自著の『Zero to One』で、真逆の事を言って解説していました。という事で、色んな意見はありますが、たまには「完璧を目指すよりも、まずは終わらせて」、早めの退社をしてみてはいかがでしょうか。